2021年1月15日(金)より、北九州市環境ミュージアム(https://eco-museum.com/)にて、「食×SDGs企画展 ~第1話 食品ロスを考える~」を開催します。
当社は2019年度より、北九州市環境ミュージアムの運営に、「公益財団法人 タカミヤ・マリバー環境保護団体(http://www.takamiyamariver.or.jp/)」「特定非営利活動法人 里山を考える会(https://www.nposatoyama.org/)」とともに指定管理者として携わっております。その活動の一環として、2020年度は私たちにもっとも身近な「食」をテーマに、SDGsについて様々な視座から考え、楽しく体験する場を提供させていただきます。今回は、第1話として「食品ロス」を中心にプログラムを構成いたしますが、今後も引き続き「食×SDGs企画展」をテーマに、食にまつわる様々な課題を皆様と一緒に考えていけたらと思っております。
【食をテーマにした理由】
私たちを取り巻く「食」は、①生産、②加工・流通、③消費・利用、④廃棄・リサイクルという段階を経て循環していますが、それぞれの段階において環境をはじめとする諸問題と深く関わっています。
例えば、
- 生産では、農地を作るために行う森林伐採の問題
- 加工・流通では、遠くから原材料を運ぶ際に船や飛行機から出るCO2の問題
- 消費・利用では、まだ食べられるのに捨ててしまう食品ロスの問題
- 廃棄・リサイクルでは、食品を包装するプラスチック廃棄物の問題
などがあります。
以上のように、食はそれを取り巻く問題が多様であること、そして何より私たちに欠かせない、身近なものであることから、市民の方が幅広い問題について、イメージしやすいテーマであると考え、採用しました。
【開催概要】
冷蔵庫を整理した際、賞味期限を大きく過ぎた食品が見つかって捨ててしまった、野菜や果物の皮を必要以上に厚くむいてしまった、そんな経験はありませんか。第1話では、本来食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」をテーマに、食品ロスがどこから発生していて、出さないために何ができるかといったパネル解説に加え、食品ロスの寄贈をうけ、必要な方に提供している「NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン」(https://fbkitaq.net/)の協力を受け、実際に回収された食品を見ることができます。さらに、体験型のイベントとして、食品ロスを遊びながら学べるカードゲームや北九州市内の地産地消について理解を深められるバスツアーなどを企画しています。
●開催案内/イベント情報(PDF)
【当社が考えるCSRへの貢献】
当社は持続可能な社会構築をビジョンとしております。そのうえで、持続可能な社会構築には、一人一人の市民、特に子どもたちが日々の暮らしの中から環境に興味を持つことが重要だと考えており、この企画展を通じて、市民が環境に関わる様々な課題を身近に感じられることを目指しております。
【お問合せ】
株式会社エックス都市研究所 経営企画部
お問い合わせ専用ページ
https://www.exri.co.jp/contact
今後の企画展実施にあたっては、食とSDGsに関して知見や実績をお持ちの企業様、団体様のご協力が重要だと考えております。企画展を通じ、市民に対して活動を紹介したい方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。