当社には、主に新卒入社の社員を対象に、初配属から3年以内に部署の配置換えを行う計画的配置転換制度があります。 まだ始まって間もない制度ですが、入社後3年間に複数分野の業務領域を経験することで、入社間もない若手研究員に自身の適性に関する理解を深める機会を設け、よりよいキャリア形成を目的に運用がされています。
複雑化する昨今の社会課題においては、分野横断的な解決策の必要性が強くなってきています。まちづくり、再エネ、廃棄物、化学物質、国際環境など複数の専門領域を抱える当社は、その強みを生かした分野横断的人材の育成としても力を入れています。将来的に複数の分野を経験した若手社員が基軸となって、社内ネットワークを活用しながら分野横断的に新たな専門領域を切り開いていくことが期待されます。
未経験分野に転換することの不安の払拭や、経験者から制度自体へのフィードバックを目的として、座談会やオリエンテーションも行われています。そこでは、転換制度を経験した社員とこれから対象となる研究員が参加し、今後の若手研究員の能力開発にまつわる課題等がフランクに意見交換されます。今後も若手研究員のニーズを汲み取りながら、会社としてキャリア支援の施策を展開していく予定です。
本社から転勤を伴う支店・地方事務所への配置換えもあるのでしょうか?
例えば本社から大阪支店に配置転換した方もいます。計画的配置転換制度に限らずですが、転勤は本人の事情を十分考慮して行っています。