当社の専門領域Ⅰ まちづくり

目次

    コンパクトシティ

    コンパクトシティの先進地として有名な富山市では、政策立ち上げの初動期から、庁内研究会の支援をはじめ、都市計画マスタープラン策定・改定などに携わってきました。近年では公共交通利用に伴う歩行に着目した生活像を描く「歩くライフスタイル戦略」(富山市 PDF)の策定も手掛けました。

    その中で、生活像実現に向け、市民の意識・属性を踏まえた行動変容策を検討しました。コンパクトシティ政策に「健康」をプラスした “一歩先を行く”富山市ならではの特色ある計画となりました。このように、コンパクトなまちづくりは、「どこでも一緒」ではなく、それぞれの都市のオリジナリティを発揮することも重要になっています。

    まちづくり分野は、市区町村の業務が多いのでしょうか?

    そうですね、市区町村の都市計画マスタープランをはじめ景観計画、立地適正化計画などの業務が主です。いろいろな都市の仕事ができることは楽しみの一つですね。本社所在地である豊島区の景観計画も当社が策定支援をしたのですよ!

    近年の業務動向:ICTを活用した市民参加手法

    まちづくり分野の業務では、市民参加を実施する機会が多くあります。新型コロナウイルス感染症の流行もあり、市民参加の場面にも、ICT(情報通信技術)の活用が進みつつあります。

    これまで市民参加は、ワークショップなどを対面で行うことが一般的でしたが、オンラインのセミナーではお馴染みのZOOMをはじめ、YouTubeやTwitter、LINE、SlackなどのSNSを使った業務も出てきました。社会人など普段参加が少ない層からの参加が増えたり、SNSだからこそできる取り組みができたりと、今後も活用の幅が広がりそうです。

    ICT技術の普及で、まちづくりに新しい試みが出てきたのですね!

    他には、SNSで発信されたツイートのテキストマイニング分析や、通信事業者が提供する携帯電話のGPSによる人流データなど、ビックデータを分析・活用する業務もでてきました。将来的にDX(デジタルトランスフォーメーション)と言われるような新たな価値の創造につなげていきたいですね。

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